スマイルドーナッツの乱筆乱文記

テキトーなサブブログ。1つの記事でいろんな事いってるので内容に纏まりはありません。

99(▪️エンターテイメントを管理する人の問題意識)

▪️エンターテイメント業界のパラダイムシフト(価値観の変容)

エンターテイメント業界において、市場原理主義が、芸術文化を破壊するのは想像できます。

更にシンギュラリティーの問題のように、加速度的にパラダイムシフト(価値観の変容)がおこることを考えます。私はエンターテイメントが大衆迎合し、何でもありの方向に進んでいくと考えています。

エンターテイメントを管理する人が、芸術とそうでないものの線引きを理解しなければいけないことを、再確認しなければならない時代がきていると予見します。

 

▪️ショービジネスと芸術(Art)

Recreationというのが芸術ではないというのは、私のブログではよく出てくる話題です。

前回の記事で、Salon of the Rejectedの派生としての現代美術は、本質的な芸術と言えるのかという疑問について書きました。しかし、そもそも芸術でないのなら、芸術の考え自体がショーの妨げになりますから、割り切らなければなりません。

Recreationにおけるショーというのは、お客さんあってのもので、演者とお客さんの、みんなでつくりあげるものです。

お客さんの立場に立って、同じ目線で共感を生むことが一般的です。しかし、過度に一般化された共感のための技術は、自動機械のようにテンプレ化された演者を、大量に生み出してしまいます。

 

▪️修行はいらない?

一時期、「寿司職人が何年も修行するのはバカ」という発言が話題になりました。今は体系化された技術を向上させるための知識が、YouTubeなどによって、ますます一般化されています。

そういう意味で、修行というのが古いというのは分かりますが、修行によって身につけることのできるものは、寿司の技術だけではないという反論もあります。

しかし私は上記の発言を、「人の思慮を深くする経験は、修行以外でも身につけることができるのだから、修行だけに拘らなくてもいい」という解釈もできると考えます。

機会費用』という経済学の考え方もありますが、修行以外で教養を身につけ、体系化された知識で寿司を握るのが、効率的であるとも言えるかもしれません。

 

▪️人を管理する人の問題意識

全ての人が、芸術(Art)を理解する必要はありませんが、現状のエンターテイメントの業界が市場原理主義によって、芸術を駆逐してしまうという問題があります。市場原理主義によって、芸術の教養を持たなくても、エンターテイメントビジネスの管理者になれてしまいます。

フランス革命以降、国民国家(の樹立)は芸術に対して影響を与えました。特にSalon of the Rejectedによって、印象派の台頭を招きます。

現代でもYouTubeなどによる、体系化された知識の共有は、エンターテイメント業界の更なる単純化を招く可能性があります。

人を管理する立場になるならば、問題意識を常に忘れてはいけないと考えます。